鳩の行動パターン!

鳩の行動パターン!

こんにちは(*^_^*)

ピジョンスクール担任の大橋です。

 

 それでは授業をはじめま〜す。

 

9月度は【鳩がもたらす被害 建築物への被害①】についてです。

建物に対しての鳥害の80%以上は鳩によるものです。

鳩は一見無造作にエサを探しているように見えますが、実は約1〜3gの小さな脳で沢山のことを考えています。

鳩の行動パターンには目的があります。

鳩は行きたい場所に行く場合、いったん手前で安全を確認してから移動する習性があります。

例えばマンション周辺で見かける鳩の行動パターンで説明します。

鳩は5階建てマンションの4階のベランダに行きたいと思っています。

ベランダに行くために鳩は、ベランダが見える反対側の建物の屋上などに止まって様子をうかがいます。

周囲を警戒しながら、目的のベランダの手すりに降り立ちます。

止まって何をするのかというと、中が安全かを確認しています。

中を確認する目的は、巣を作るためです。

鳩が巣を作るためには安全であることが絶対条件です。

私たち人間も他の動物も一緒ですよね。

あえて危険な場所に巣を作りたくないですもんね。

この行動パターンを何回か繰り返していくうちに、「ここは大丈夫だ!安心できる!」と鳩が思ってしまったら、気が付いたら巣ができていたり、卵が産まれてしまったりします。

臆病な鳩だからしっかり確認をしてから、自分たちの住みやすい場所を探しているのですね。

 

9月度はここまでで〜す。

ありがとうございました。