寒い時期は、鳩の活動が比較的少なくなるため、鳩対策を始める絶好のタイミングです！
春になると鳩は巣作りを始める事が多いため、その前にしっかりと対策をしておくことで、鳩の被害を未然に防ぐことができます。
ここでは、簡単で効果的な「〇〇の対策で鳩が来なくなる方法」をご紹介します！
まずは鳩による被害レベルを知ろう
鳩の被害レベルは4段階あり、レベルによって対処すべき鳩対策の方法がかわってきます。
被害レベルを理解せずに鳩対策をしようとすると、せっかく設置しても効果がないといった事がしばしば見受けられます。
まずは、現在の鳩被害のレベルを認識することからはじめましょう。
鳩被害レベル1 休憩鳩
移動中の羽休めとして、比較的明るい時間にやってきて、滞在時間も短いです。この時点では被害も少なく、鳴き声による「騒音被害」や「糞による軽度の汚れ」が中心です。ただし、この段階で未対策の場合、鳩が安全な場所として認知し、次の段階に進みます。
鳩被害レベル2 待機鳩
休憩鳩が安心できる場所と認知すると、えさを待っている間や仲間を待つ場所として定住し始めます。さらに、近くに寝床及び営巣場所として安心できる場所がないか確認もしています。この段階から一定の場所での糞の量が増加し、商品や洗濯物の汚れもおこります。
鳩被害レベル3 ねぐら鳩
待機鳩として安心した鳩は、ベランダの室外機の裏など、３方向が囲まれている場所をねぐらとなる安全な場所として認知します。これまでの明るい時間から夕方から夜にかけて長時間滞在するので、騒音被害、大量の糞による被害など大きな被害へと発展します。
鳩被害レベル4 巣作り鳩
ねぐら鳩を放置すると多くの場合、巣作り鳩に発展します。これは、巣を作り、頻繁に繁殖する鳩が安全な場所を時間をかけて選定しているのですから、仕方ありません。こうなると、一度安全な場所と認識した鳩は、帰巣本能・縄張り意識により、簡単には出て行きません。また、長時間滞在するためレベル３同様、大きな被害が発生します。
今のあなたの被害レベルを、これらの4項目と照らし合わせてみて対策方法を考えましょう！
これから被害レベル別でおすすめの鳩対策をご紹介いたします。
レベル別の鳩対策方法
被害レベル1.：忌避剤の活用
鳩対策をした事がない個人のお客様がまずは試してみることが多い忌避剤ですが、被害レベルは初期段階にしか効果がないものが大半です。
忌避剤にはいくつかのタイプがあります。それぞれ特徴があるので、用途に応じて選びましょう。
（1） ピーコン忌避剤スプレータイプ
- 特徴: 鳩が嫌がるバラの香りを含んでおり、手軽に吹き付けるだけで対策が可能です。
- おすすめ場所: ベランダの手すりや窓枠、エアコンの室外機上など、鳩がよく留まる場所。
- 注意点: 鳩のフンが数個落ちている程度であれば効果を発揮するので、かなりの初期段階にしか効果がない。また効果時間は約2時間しかないのでコストパフォーマンスが悪い。
（2） ピーコン忌避剤-固形タイプ-
- 特徴: 匂いを放出するタイプで、設置しておくだけで鳩を遠ざけます。簡単に使えるのがメリットです。
- おすすめ場所: 建物の階段部分や手すり部分
- 注意点: 固形タイプは効果が持続する期間が30日しか効果がない＆広範囲の被害場所だと個数だと膨大になってくるので費用がかさみます。
（3）ピーコン忌避剤ジェルタイプ
- 特徴: 粘着性があり、設置面に塗ることで鳩が留まるのを防ぎます。嗅覚・触覚・味覚の3つの感覚を刺激して忌避効果をもたらします。鳩がジェルの感触を嫌がり、同じ場所に留まらなくなります。
- おすすめ場所: ベランダの手すりや窓枠、エアコンの室外機上など、鳩がよく留まる場所。
- 注意点: 被害場所に直接塗布すると油じみができてしまう事があるので、賃貸にお住まいの方は養生テープなどを貼って対策をして下さい。
※ピーコン忌避剤ジェルタイプは、被害レベル2まで対応できます。
（4）ピーコン バードフリー（低臭タイプ）
- 特徴: 嗅覚・触覚・味覚だけでなく視覚へも同時に刺激することによって鳩を忌避します。
- おすすめ場所: ベランダの手すりや窓枠、エアコンの室外機上など、鳩がよく留まる場所。
- 注意点: 1箱に6個しか入っていないので、広範囲の設置になるとコストパフォーマンスが悪い。
※ピーコン バードフリー低臭タイプは、被害レベル3まで対応できます。
被害レベル2：鳩よけ剣山の設置
待機をする鳩を寄せ付けない方法で最適なのが鳩よけ剣山がおススメです。
当店で人気の「ピーコンスパイクVST」は柔らかい樹脂製の剣山ではなく、ステンレス製の経年劣化しにくい素材を使っているので、屋外はもちろん、長期間ご活用いただけるのが特徴です。
（1）ピーコンスパイクVST-50㎝-
- 特徴: 当社独自の商品設計で誕生した防鳥剣山なので、メイドインジャパンのステンレス製で針の上に止まらせません。
- おすすめ場所: マンションのベランダ、エアコン室外機の上、出窓部分や窓の庇など
- 注意点: 美観を気にされる方には不向きです。また針が危険の為人が多い場所などには取付は不向きです。
※ピーコンスパイクVSTは、被害レベル3まで対応できます。
（2）ピーコンスパイクVST（大）-50㎝-
- 特徴: ピーコンスパイクVSTよりも大きいタイプで、カラスやウミネコなどの大型鳥に有効的なアイテムです。
- おすすめ場所: マンションのベランダ、エアコン室外機の上、出窓部分や窓の庇など
- 注意点: 美観を気にされる方には不向きです。また針が危険の為人が多い場所などには取付は不向きです
※ピーコンスパイクVST（大）は、被害レベル3まで対応できます。
被害レベル3および4：鳩よけネットの設置
一度安全な場所と認識した鳩は、帰巣本能・縄張り意識により、簡単には出て行きません。
長時間滞在するようになり、巣を作られると対策方法は鳩よけネットしか手段がありません。
防鳥ネットは、工場・倉庫内の天井部分やマンションのベランダ全面など、鳩の侵入を防ぐ際に最適です。
ピーコンネット
ネットの種類にはマス目が異なるものが3種類ございます。
マス目が異なっても被害レベルは全て一緒ですのでご安心くださいませ。
設置のポイント: 隙間がないようにしっかり固定しましょう。鳩は5㎝の隙間があれば侵入してくるので、隙間のないように設置をしてください。
（1）ピーコンネット15
ピーコンネット15は網目が15mmと小さいので、鳩だけでなくスズメのような小さな鳥の対策もできます。
ピーコンネット15は、折半屋根やソーラーパネル（太陽光パネル）などの対策にも最適です。ピッタンコという専用留め具によるボンド施工だけでも落下などの心配なく、設置することが可能です。
網目が小さいので壁の剥落防止にもご使用頂くことも出来ます。
（2）ピーコンネット20
ピーコンネット20は、ムクドリやヒヨドリの対策におすすめです。
ネットの色は黒色のための景色になじみやすい色になっています。建物の美観を損ねず高い防鳥効果を期待できます。また、黒色は紫外線を通しにくく青や緑、透明色のネットに比べて劣化しにくいという特性もあります。
（3）ピーコンネット50
網目が50㎜で鳩やカラスなど大きめの鳥類にお使いいただけます。
ピーコンネット50は1㎡につき約11ｇの業界最軽量となります。それにより、風の影響を受けづらいことから、ネジやビスではなく、ピッタンコという専用留め具によるボンド施工だけでも落下などの心配なく、設置することが可能です。風の影響による重みでネットが伸びて弛んでしまったことで、鳩などがその隙間から侵入してくるといった事態も防ぐ事ができます。
鳩が来なくなる方法はズバリ鳩の被害レベルを知ることが大事になります。
間違った対策方法をしても鳩がいなくなることはありません。
鳩の生態を知ることが対策への一番の近道になりますので、あたたかくなる前にしっかり対策してください。
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